kouyamatanのブログ

身の回りの日々の記録

Mac がやってきた!

それまでずっと、パソコンはデスクトップを使ってきました。

 

一番最初にパソコンに触ったのは、母が退職金の中から買ってくれたWindowsのデスクトップでした。流行りものが大好きな母は、これからは必要になるだろうから、と言ってインターネットのイの字も知らないのに、話題性だけでポンッと買ってくれたのでした。まだWindowsが売り出されたばかりの頃だったような記憶があります。

 

いま思うと、母はずいぶん先見の明があったなと思うのです。息子がまだ小学高学年になったばかりで、誰もパソコンのことを知りませんでした。私は取り扱い説明書を見ながらNTTに申し込みしたりプロバイダに申し込みしたり、室内にLANを張り巡らせてパソコンを繋いだり、

 

パソコンの設定も、もちろん自分で取り扱い説明書を見ながらあーでもないこーでもない、と。いよいよインターネットが開通するというときは、家族全員でパソコンの前に座り、ワクワクしながら立ち上げました。

 

Windowsロゴマークが出て、それからIEを開いたときの感動は、忘れようにも忘れられません。

 

世界と繋がった‼

 

家族みんなで拍手しました。

 

あれ!この場面……昔の、初めて日本に白黒テレビが登場して、家族はおろかご近所さんたちも集まってテレビがついたらみんなで拍手喝采した、懐かしの昭和の番組で見た場面とそっくりだわー‼

 

と、妙な感心をしながら、次々とクリックをしていろいろなものをみんなで見ました。でも、すぐに切りました。まだプロバイダに今のような定額制プランがなかったので、従量料金で使用料が高くなるのが怖かったからです。

 

パソコンに一番夢中になったのは、私でした。まだインターネット黎明期のこと、夜23時~朝8時にテレホーダイという定額の時間があり、その時間は、パソコンに張りつくようにして行きつけのオープンチャットサイトでいろんな人たちとお話しをしていました。

 

キーの打ち方は自己流で、両手の人差し指と親指だけで打つので、チャットのスピードについていけなかったです。流れが早くなると、もっぱらROM専でした。ハンドルネームだけで、性別も肩書きもなんも関係なく、そのチャットの中だけで心地よい雰囲気が醸成されていました。

 

そのときに知り合って親しく話すようになった友人たちとは、いまも付き合いが続いています。背景やプロフィールを知らずに、無謀といえば無謀ですが、そのかわりに書き込まれる言葉から大丈夫とか危ないとか判断して

いました。第六感、でしたね。ほぼ、当たっています。

 

さて、母に買ってもらったパソコンは、息子に譲ることになりました。中学校に入学した時に、パソコンクラブに入った息子が必要になったからです。私以上にのめり込みましたね。パソコンのいろはからタイピングまで学校で基本を教わり、どんどん知識を吸収して、しまいには自作のパソコンまでつくりあげるようになりました。

 

もう、私の出る幕はありません。

 

娘も学校でパソコンを教わり、私以上にいじれるようになっていました。

 

息子は情報技術の道に進み、現在はそれを生業にしています。娘もパソコン無しでは暮らせないようです。

 

windowsXPのサポートが終了したあと、しばらくパソコンから離れていた私が、また必要に迫られて中古のパソコンwindows7を購入したのは、昨年の暮れでした。デスクトップです。サクサク動いて感動です。

 

こんどは、外でもインターネットを使う必要が出てきて、ノートパソコンを新品で購入しました。パソコンに詳しい人に相談して、Macbookairを選びました。初のMacデビューです。

 

薄くて軽くて、バッテリーの持ちは12時間もあって、画面はきれい、使いやすくて便利です。持ち歩くのが苦になりません。

 

我が家にMacがやってまいりました‼

 

いまだに自己流のタイピングをしているので、ゆっくりタッチタイピングの練習をしています。ノートパソコンのケースは、Amazonで手頃なのを見つけて購入しました。ピンク色の素敵な保護ケースです。

防水性があり、少々の雨でも大丈夫です。

 

保護ケースは多々ありますが、たまたま見つけたこのケースは、まるでオーダーメイドみたいにピッタリです。いつもAmazonでの買い物はハズレ無しで安心です。

 

我が家のインターネットは、母の流行りもの好きから始まった、と言っても過言ではありません。あのとき、買ってもらって良かったです!

 

私も、パソコンを使って、インターネットで仕事をするようになるとは思っていなかったから、ほんと人生なにがあるかわからないですね。

 

なにがあるかわからないから、面白い♪

楽しんで生きていこうと思います。