kouyamatanのブログ

身の回りの日々の記録

断捨離

ここまで足の踏み場もないほどモノが溢れかえっていると、壮観である。

 

以前から、やましたひでこさんの断捨離の書籍は拝読していた。

 

部屋は心を映し出す鏡。

 

私の心の中は、たしかにグチャグチャだ。あれもこれも、やらなければならないことが山積みで、優先順位もなかなか決められずに、あちこち手をつけては中途半端なことになっている。

 

どれかひとつに焦点をあてて、100㌫そこへ力を集中させればきっとサクッと片付くだろうし、完成度も高いはず。

 

優先順位を決めるには、何をするかということ以上に、何をしないかがとても重要である。

 

何をとっておくか、何を処分するか。

 

その判断能力を養う意味でも、断捨離することは大変有効な手段だと考えている。

 

いる……が、とかく3日と続かないのは、私と相性が合わないのだろう。

 

ノウハウコレクターになっていると気付いたのは、断捨離をはじめとした片付け関連の書籍だけで数えてみたら、20冊をゆうに越えていたからである。

 

買ってきてそれでやったつもりになって満足して、でも現実はちっとも片付いていない。で、また新しい片付け本を見つけては手に取り今度こそはとレジに向かう。

 

なるほど。たしかにノウハウコレクターである。読んで実行しなければ意味なし!

 

頭でっかちになってますます乱雑になっていく部屋にイヤ気がさしてくる。

 

ひとつでも弾みがつけば、トントンと片付くのだ。片付けスイッチが入るのを待っていては、いつまでも片付かない。

 

頭の中を、断捨離という言葉だけがぐるぐるめぐる。

 

まずは目の前のテーブルを片付けよう。

 

ふと、思う。

 

これだけ片付け本が発行され、雑誌にも片付け特集が組まれ、ちまたでは断捨離セミナーや、お片付け教室なるものが流行っているのは、何故か。

 

現代は片付けベタさんが多いのではないか?

 

それは、何故か?

 

居住空間に対してモノを持ちすぎているのではないか?

 

そう、自分が管理できる量をはるかに越えてしまっているから、片付かないのだ。

 

で、これはダイエットともつながる話になるのだが、

 

千里の道も一歩から。

ローマは一日にして成らず。

 

少しずつ飽きずに続けていかなければ、効果は出ないのと同時に、止めればリバウンドしてもっとひどい状態に陥っていくのだ。

 

いらないモノが溢れているのは、家に贅肉が付いているのと同じ状態だと考えられる。

 

お家のダイエット、進めなければ‼

 

すっきりした体、すっきりしたお家。

憧れである。